令和4年 新年のご挨拶

 

 

令和4年 念頭挨拶

桐生織物協同組合
理事長 小林 雅子

 明けましておめでとう御座います、皆様方には健やかな内に新年をお迎えの事とお喜び申し上げ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 さて、昨年の日本経済は、緊急事態宣言が断続的に発令されるも、コロナウィルス感染は段階的に縮小し、最終的に消費は改善傾向にあったとされておりました。
しかながら、当産地にとりましては、コロナ影響は前年よりさらに厳しく、極端な受注減により存続を危惧する組合員の声も聞こえました。
本年は、ワクチンの普及により経済活動も復活し、消費が本格的に回復することを望むばかりですが、コロナ危機が起因となる原材料の不足や高騰など悪影響は払拭されず、今後の業界はどうなるのか、不安だらけの環境にあります。
このような中、昨年のコロナ禍において、政策的な防疫措置によりウィルスの勢いが失われたように、本年は私たち組合員一同が力を合わせて「新市場の開拓」「新商品の開発」に注力すれば、必ず業況は回復し未来は開けると信じております。
また、当然のことながら繊維業界においてもSDGsに向けた取組によるイノベーションが求められております。この国際的な目標は、私共に課せられた責務として、また同時に新たな機会ととらえ、持続可能な商品の開発を促進しなければならないと考えております。
結びに、本年が皆様のご健康とそれぞれにとりまして実りの多い年となります様御祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。